Topics&Columns(2001年8月13日)

スペインのコドニューのアメリカ進出

スペインのコドニューといえばカバで有名なワイナリーですが、最近、ナパ・バレーのフォス・ヴァレーにある74ヘクタールの畑を購入し、これでカリフォルニアには500ヘクタール近い畑を持つことになった、と8月6日付のジャスト・ドリンク・コムが伝えています。それにしても74ヘクタールの畑の価格が約$7.4Mですから、1ヘクタールあたり約1200万円です。やっぱり高い・・・。

当社はアルテッサというブランドのワインをカリフォルニアで生産していますが、これがとても高い評価を得ており、このラインを強化することが目的のようです。畑には、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、テンプラニーニョ、グルナッシュ、カベルネ・フランなどが植えられる予定です。

ここ数年、会社全体として、利益率の低いスパークリング・ワインは(特にカバなどはそうなのでしょう)からプレミアム・ワインの生産者として転身を図っているようで、今ではすでに32%がスパークリング・ワイン以外となっているとのこと。どこも生き残りをかけ、大変です。(N)

wine.comのワインオークション

先日、wine.comの会社の備品が売り出されたというニュースを載せましたが、いよいよワインの登場です。80000ケースのレアものが売りに出される予定で、約1億円ほどの売上を見込んでいるとのこと。1921年もののイケム3本、45年のラフィット36本というのが目玉です。オークションは9月15,16日にナパで開かれますがAuctionet(www.auctionet.com)というオンライン・オークション会社を使って日本からも参加が可能です。カタログはhttp://calendar.auctionet.com/wineだそうです。いかがですか?皆さん。

Mummのラベルが一新

MummがAllied Domecqに買収されてから7ヶ月、1875年アの発売以来変わることなく続いてきたラベルを一新することが決まったと、8月1日付けのjust-drinks.comに載っていました。

ブランドイメージの調査結果をもとに、フォイルもこれまでの白から金色に変更。より高級感をだしていく戦略です。ラベルもCordon Rouge の方がブランド名のMummよりも大きく書かれているので、これを直し、さらに手書きのサインも入れるという現代的なデザインになります。

なんだか朴訥な感じのするこれまでのデザインも捨てがたかったのですが・・・残念です。

 

UCデイヴィス主催のイベントが中止

8月9日付けのNAPANewsからです。

アメリカのUCディヴィス校が主催し、チャールズ・クリュッグで開催される予定だったイベントがキャンセルされることが決まったと報じています。このイベントはワインのバレル販売や、料理のデモンストレーションなどもあるイベントで、目的はUCディヴィスの施設などにあてる資金集めなのですが、予定していたチャールズ・クリュッグの労働争議のためにキャンセルせざるを得なくなったようです。この労働争議はこじれており、ワイナリー側はすでに1ヶ月以上も労働者を締め出す状態が続いています。ナパのグロッサリー・ストアの前などではチャールズ・クリュッグ・ワインのボイコットを求めるピケも貼られており、なかなか大々的になっているようです。大学側はこういった政治的な問題に巻き込まれたくなかったようで、これによる被害は約10万ドルにものぼるということです。

しかし、1ヶ月も労働者が締め出されて大丈夫なんでしょうか?