Topics&Columns(2001年4月1日)
豪州のサウスコープ社とモンダヴィの合併
いくつかのソースで伝えていたニュースです。
証券会社であるCSFBの会議室で行われたサウスコープ社とモンダヴィ社のプレゼンテーションの後、これを聞いたCSFBのアナリストが2年後を目途に両社が合併するという見通しを彼の顧客に伝えたとのことです。
このニュースは、あくまでも証券会社のアナリストの判断であり、両社正式な発表ではないので、どの程度の信憑性があるのかが図りかねます。モンダヴィ社のスポークスウーマンはこのニュースを否定しています。世界中でジョイント・ベンチャーを展開するモンダヴィ社ですが、合併ということになると事は重大で、とてもありえそうにもないですが・・・・青天の霹靂ということになるやもしれません。
2001年ボルドーの値段(2)
先週、2001年のボルドーの値段について、イギリスの輸入業者が、警告状ともいうべき書状をフランスのネゴシアン経由で生産者たちに送りつけたというニュースを紹介しましたが、これに反応したのでしょうか、マルゴーは1999年並の価格でリリースするという記事がデカンター・ドット・コムに載っていました。
同社のポンタリエ氏によりますと、2000年は異常な年であり、忘れるべきだという意見なのです。実際、2000年の価格上昇についていけずに、顧客離れが起きているという認識をしています。しかし一方で、イギリスの輸入業者からの書状に対、し「われわれが価格を決めているのではなく、マーケットの状況にわれわれが反応しただけなのだ」とのコメントもしています。
ちなみに1999年のマルゴーは、80ポンドから110ポンドの値段で取引されているそうです。
Tonnellerieから新しい樽−Grande Reserve−
フランスの有名な樽メーカーであるTonnellerieでは、これまでの伝統的な樽とは異なる「Grande Reserve」という樽をつくり、すでにサンテ・ミリオンのグランド・クリュの2000年の樽にその一部が使われていると3月26日付のデカンター・コムが伝えています。この樽の具体的な製法や購入したワイナリーの名前などは公表されていませんが、「Very different」という表現を使っており、この樽を使ったワインは、甘い樫の香り、ヴォリューム、余韻を得る、とのこと。そして熟成を経るごとに、ドラマチックに変化し、とげとげしさや苦味を取り除くと同時に、これまでの樽によくみられたような、木の香りやトースト香をあまり感じさせないものである、と当社の説明書には書かれています。
社のコマーシャル・ディレクターであるジュリエン・セグラ氏は、あまり多くを語りたがらないようで、それはこの樽がまだ実験段階で、その評価についてまだ自信がないからなのかもしれませんが、いろいろなところで品質改良の努力が行われているものだ、と感じます。
エルニーニョが再び2002年を襲う
チリのプレミアム・ワインメーカーであるモンテによると、このところ、太平洋の気温が上がり続けていて、この冬は再びエルニーニョによる暖冬が襲う可能性があると語っています。これにより、10%程度の収穫減が予想される一方で、すぐれたキャノピー・マネジメントによって、品質には影響はないというコメントをしていますが・・・。
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