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Topics&Columns(2003年2月24日)

ワイン業界は化粧品業界と同じ規模

decanter.comからのレポートです。

要約:
世界的にみたワイン業界の規模はいまや、化粧品業界と同じぐらいであり、そして年々増加する傾向にある。

小売ワイン市場の2002年の売上は、US$1015億ドルであった。そして2006年には、USD1110億ドルに達するだろうという見通しである。

この調査はInternational Wine and Spirits Recordのためにおこなわれたもので、28の生産国、110の消費国をカバーするものだ。

この発表は昨日の記者会見であきらかになったが、そのときにイギリスはいまや最大のワイン市場であり、消費が伸び続けているという報告もきかれた。

1997年から2001年にかけて、ワインの購入は19%もあがっている。成人で21.7リットルを飲んでいるが、2006年には25.41リットルに増えるだろうという。

消費量という点では、デンマーク(44リットル)、ベルギー(30.6リットル)、オランダ(28.91リットル)の次であるが、UKの消費があがっている背景には、これまで飲んできた人たちよりも

 

要約:
この判決に講義する署名が少なくとも2000人集まり、世界中のメディアが報道にたいする攻撃だと取り上げ、罰金の一部が取り下げられるという事態に発展している。

リヨン・マグ誌のウェブサイトで公表されている嘆願書は、フランスの議会に送られる予定である。また、リヨン市長もこれを指示する手紙を送る。そして著名なフランスのフード・アンド・ワインのキャスターであるジャン・ピエール・コッフェ氏は、この判決とボジョレーとボジョレー・ヴィラージュの品質に対して批判する態度を示している。

ことの経緯は、省略・・・こちらをご参照ください

判決が出て以来、フランスのLe Nouvel Observateur、タイムズ、ニューヨーク・タイムズ、ヘラルド・トリビューンなどのそうそうたる新聞がこの話題を取り上げた。Le Pontのタイトルは、「La vengeance du Beaujolais(ボジョレーの天罰?)」、Le Mondeのタイトルは「Pisse-vinaigre(酸っぱい小便?)」というものだった。

2月9日、控訴審では罰金の284000ユーロの支払いの棚上げをした(期限が決められていない)が、それでもリヨン・マグ誌側は、ボジョレー側が選んだ5つの新聞に一審の判決文を載せるための費用60000ユーロを支払わなくてはならない。

雑誌の編集者であるファヴォロット氏は、この金額を支払うと雑誌は破綻すると言う。「雑誌が訴えられた他のケースでこれまでには15000ユーロを超えるものはなかった」ともコメントしている。
要約終わり

新しいコルク代替品

続々と新たなコルク代替品の開発が行われ、実用化されてつつあるようです。Napanews.comからです。

要約:
コルクには問題がある。だが、スクリュー・キャップはやはり伝統を重んじる人たちにはなかなか受け入れてもらえないだろう。そこでMetaCorkの出番だ。

MetaCorkは、ナパに本拠地をおく技術会社Gardner Technologiesが最近開発した商品である。UC Davisのエンジニアリング教授を退官したウィリアム・ガードナーの発明で、市場には実際に数ヶ月のうちには登場する予定だ。

ガードナー氏は、業界や消費者の伝統を重んじる体質からして、スクリューキャップはあまりなじまないのではないかと考えている。あるリサーチによると、コルクは心理的に大きな影響をもっていてワインの小道具として重要であるという結果もある。ワインを飲むという行為には単にそのものの品質が重要なだけでなく、ムードが大切なのだ。

だが、コルクスクリューなどの器具を使ってワインをあけるという作業は面倒で、この部分を減らせないかとガードナーは考えた。このMetaCorkは、5-6回、キャップをまわすとコルクが抜けるようになっており、このコルクは通常通り、残ったワインの瓶に差し込んで保存することができる。また、冷蔵庫のドアにちゃんと収まるようにも考えられ、リサイクルできる素材である。

この夏までには、FetzerおよびClos du Boisが、テキサスとカリフォルニアでこのMetaCorkを導入する予定である。また同じ時期に、ナパの小さなワイナリーであるAmusant Winesでは、600ケースすべてのカベルネ(30ドル)と550ケースすべてのシャルドネ(20ドル)に使って市場に出す。
要約終わり

 

ニュージーランドでもオークション

有名なワイン・オークションといえば、ブルゴーニュのオスピス・ド・ボーヌ。ニュージーランドでもそれをまねてはじめてのオークションが開催されます。2月12日付けのdecanter.comからです。

要約:
ニュージーランドでもプリムールのオークションが開催されることになった。生産者は現在仕込み中のヴィンテージをロットで売るという方式である。

名前はOne Tonne Fine & Rare Auctionで、3月にオークランドで開催される。ブルゴーニュのオスピス・ド・ボーヌのやり方を模したものだ。ここでつけれらた価格がその年の品質やマーケット状況に影響を与える。オーガナイザーは、ニュージーランドのオークションハウスであるWebb'sとワイン・ウェブサイトのsommnet.comである。

今回のオークションでは、それぞれの生産者の規模ややり方により、1ロットが75ケース(900本)におよぶ場合もある。約3000ケースのワインがオークションに登場する予定で、生産者は、Ata Rangi, Babich, Cloudy Bay, Hunters, Neudorf, Te Mata, Trinity Hillなどがすでに登録している。

オンライン入札は2月9日から行われ、3月1日にオークランドで開催される。
要約終わり

 

オレゴンのシャルドネ

要約:

率直に言って、いいシャルドネを選ぼうとする消費者がオレゴンに目を向けることは殆どない。一部の例外を除いて、オレゴンのシャルドネは「普通」のできである。

にもかかわらず、ワイン業界ではオレゴンの新しいスタイルがアメリカのシャルドネの新たなるスタンダードになるのではないかと期待する向きもでている。というのは、新しいクローンのブドウがオレゴンの畑に植えられてきているからである。

オレゴンのシャルドネの出来が悪いのは、ながらく謎であった。シャルドネとピノ・ノワールは似たような環境で育つため、シャンパーニュやブルゴーニュのように両者が植えられる。だがオレゴンのウィラメットバレーでは、ピノ・ノワールは大きな成功を収めたにもかかわらず、シャルドネは凡庸なワインにとどまった。

Adelsheim VineyardのDavid Adelsheim氏によると、もともと間違ったクローンがカリフォルニアから導入されたことが原因だという。これら最初のクローンはオレゴンの冷涼な気候であまり熟せず、酸味が強く、フレッシュさに欠け、シャルドネらしさのないワインになってしまった。さらに、果実の未熟さを補うためにワインメーカー達が手を加えすぎたために、事態はますます悪くなった。

アデlシャイム氏は、クローンが犯人ではないかと疑っている。彼が1970年代はじめにブルゴーニュで働いていたとき、このことに気がついた。「シャルドネとピノ・ノワールは一緒に熟す。そういうものだと教わった。そのとき、オレゴンではなにかおかしいのだと思った」と語った。

通常のブドウ栽培では、成長シーズンにブドウが熟すのが原則だ。カリフォルニアのクローンは暖かいカリフォルニアではちょうどよかったが、オレゴンでは成長期が終わったあとに熟すため、完熟にはいたらないケースが多いのだ。

アデルシャイム氏らは、より早く熟するディジョン・クローンを1970年代半ばから輸入しはじめたが、クローン選びにあまりに長い時間をかけた(15年)ために、実際に植え終わったのは1990年台はじめだった。これらの畑が成長し、ワインメーカーたちがそのブドウをいかに生かしたワインをつくるかはこれからの課題だ。

ディジョン・クローンからできたワインはよりエレガントで酸味がよく、ソフトなテクスチャーをもち、ミネラル香が特徴である。フレーバーと香りは、りんご、レモン、トーストしたヘーゼルナッツを思わせる。熟成もながい。フレンチ・オーク香が強く、リッチでバターっぽいのが特徴であるカリフォルニアよりもより、クリーンなミネラルを感じさせるブルゴーニュに近い。カリフォルニアスタイルが市場をリードしているが、オレゴンの生産者はこれを変えていきたいと思っているのだ。

1年ほど前、7つの生産者が集まって、「育てる」のためのミーティング(名前はまだない)がもたれている。Argyle, Chehalem, Domaine Serene, Domaine Drouhin, Hamacher, Ponzi Vineyards, Adelsheim Vineyardがメンバーで、目的は新しいフランスのクローンを使ってアメリカのシャルドネの新しいモデルとなることだ。

このほかにもディジョン・クローンを使っていいシャルドネを造っている生産者もいるのだが、この会ではクローンの情報を交換するだけでなく、メンバーのセラーを回ってテースティングをして互いに批判しあったりするのだ。

シャルドネ市場は非常に厳しいマーケットだが、みな楽観的である。Ponziでは、10年後には非常にすばらしいブドウとそれを生かすワイン醸造方法が確立しているだろうと予測し、Adelsheim氏は、20年以内にはウィラメットバレーではブルゴーニュのクローンにすべて植え替えられているとする。
要約終わり

楽しみですね。