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Topics&Columns(2003年4月21日)

海で熟成させるワイン

4月10日付けのJapan Times Onlineからです。

要約:
山梨の勝沼のワインメーカーは、20000本の白ワインを太平洋に沈める計画を持っている。

計画はパラオの島とのジョイント・プロジェクトで、クリスマス・シーズンに向けてのマーケティングの一環として持ち上がった。当局者によると、7月から12月の間に約20000本の白ワインをパラオの海に沈める。

日本とパラオの友好交流団体が持ちかけたプロジェクトで、科学的な裏づけもある。この地域の海は、ワインの熟成に理想的な温度である上、海の底には太陽光が届かないという利点があるのだ。それに加え、「海底で熟成されたワインを飲むなんてロマンティックだ」というマーケティング的な側面もある。

Neputune3000とMermaid1000という名前のワインは、1本約5000円で売り出される予定だ。

要約おわり:

なかなか面白いこと考えますよね。

ボルドー先物の価格

4月22日デカンター・コムからです。

要約:

いよいよボルドーの先物(プリムール)が始まったが、ラトゥールとラフィットが記録的な低価格でワインをリリースした。

イギリスではラフィットが、1ケースあたり680ポンド(約12万円、170円/1ポンドで計算)で取引されており、これは昨年リリースされた2001年のヴィンテージが950ポンドだったことからするとなんと30%も下がったことになる。そして最高の年と言われた2000年に比べると約半値になっている。

イギリスの業者であるFarr Vintnersは、自社のウェブ上で、Lafiteは「Very Fine」、「ラフィットの中でこんなに安く提供できるヴィンテージは他にはない」とコメントしている。

ボルドーの中でも人気のあるラトゥールは、2002年の生産量をかなり抑えた。多くのシャトーが通常の60%の生産量に抑えており、ラトゥールではわずかに6000ケースしかリリースしない。

これまで価格を下げるように活動してきたイギリスのワイン業者の団体はこの動きを歓迎している。他に先駆けて一級のワインがこれほどの低価格となったことは、他のシャトーの価格にも影響を与えると見られている。

しかし、この動きがアメリカのフランス製品ボイコットに歯止めをかけることができるかどうかは疑問である。

今のところリリースされたワインは、Chasse Spleen(125ポンド)、ソシアンド・マレ(160ポンド)、2級のグリュオー・ラローズ(190ポンド)がある。また、Forts de Latour, Carruades de Lafite, Duhart Milon, Durfort Vivens, Haut Bages Liberal, Quinalt l'Enclosもリリースされた。
要約終わり:

われわれにとってはうれしいニュース。1997年もののような内容であれば、すぐに飲めますよね。さてはて・・・

 

「キャンティ一級」だっ!

Barone Ricasoli, Castello di Ama, Castello di Fonterutoli, Fattoria La Massa, Fattoria Le Corti, Podere Il Palazzinoの六つの生産者は、「スーパー・キャンティ・クラシコ」の生産に乗り出します。目指すは、「ボルドー一級」と同じステータス。DOCシステムのなかでテロワールの表現を達成した生産者を認定するというものです。20年後の完成を目指すようです。

ハーパーオンラインが伝えたものですが、20年!というのはすごい。何かをアナウンスして達成するようなものなのですね。(H)

「ナパ」と表示してはだめ!ではないのか?

2000年に通過した州法と、1986年の連邦法が矛盾しています。1986年に通過した法律では、「既存のブランドは、どこで生産されているかを記述すれば、(『ナパ』という)表記はして良い」となっておりますが、2000年の州法は『ブランド名に生産地名を使用する場合、75%以上その生産地から産出されたブドウを使用しなければならない』というものです。

プロンコ社は、ナパリッジ、ナパ・クリーク・ワイナリー、ラザフォード・ヴィントナーズなどのブランドを持っていますが、必ずしも75%以上のブドウがナパで生産されているわけではありません。ブロンコ社は、州法に対してチャレンジしました。

カリフォルニア州最高裁判所は、州法が適法かどうかを審査するという発表をしました。このニュースは、4月18日にサン・フランシスコ・ゲート掲載された内容です。

「ブランド」は動産、生産地は不動産、そもそも同じのものではないです。(H)

ドイツの新格付け

ドイツの生産者協会であるVDP(Verband Deutscher Pradikatsweinguter)は、モーゼル・ザール・ルーヴァーの地域VDPからの提案に合意しました。このニュースは、4月14日のワインスペクテーターからです。

要約:

2002年に新たに、VDPが通過させた格付けシステムは、3段階になっています。

トップ・レベル: ラインガウのエアステ・ゲヴェッシェ(Erste Geweachse、一級)、モーゼルのエアステ・ラーゲ(Erste Lage)、そしてその他の地域のグロス・ゲヴェッシェ(Grosse Geweachse)

第2レベル: 各生産地域で、ブドウ栽培地として区分された場所

第3レベル: その他、グーツヴァインとオルツヴァインに基づくもの

ということであるわけですが、特定の畑を特に区分するものではありません。ということで今回のモーゼルVDPの提案は、エアステ・ラーゲの中で、さらに特定の「個別」畑を認定するという内容でした。さらに、ラインガウやプファルツからの提案は、この格付けシステムをドライワインに限定するというものでしたが、モーゼルの提案は、甘口〜ドライ、すべてのワインに適応させるという内容でした。

さらにモーゼルは、同じ提案書の中で、ドライワインを生産するためにシャプタリゼーションを行うということについても提案を行い、VDP本部からの了解を取りました。

要約終わり:

知識が薄いところですので、どなたかフォロウいただければと思うのですが・・・(H)