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Topics&Columns(2003年7月1日)
ジャンシス・ロビンソンの勲章
6月18日付けのDecnter.comからです。
要約:
イギリスのワイン・ジャーナリスト、ジャンシス・ロビンソンがOrder of
the British
Empire(国家勲章?)をもらった。この勲章は、彼女の放送およびジャーナリズム活動に対して贈られるもので、他にこの勲章をもらう人の中では、デビーッド・ベッカム氏、俳優のクリスティン・スコット・トーマス氏、ジャズ・ピアニストでもあるジョールズ・ホランド氏など多彩な顔ぶれである。
ジャンシスは、デカンター・ウーマン・オブ・ザ・イヤー1999に選ばれているが、彼女はこの賞をもらってうれしいことが幾つかある、と語った。
まず、タブロイド新聞、ザ・サンで通常はトップレスの女性が載るページである3ページに名前が載ったこと。そしてベッカムよりも先に名前が載ったことにとても満足したとのこと。彼女によると、この勲章がどのようなメリットになるのかはよくわからないが、ワイン・ライターで最初の受勲者となったことをとてもありがたく思っているとコメントした。
要約終わり
メンドシーノの新たなこころみ
6月26日のスペクテーターオンラインが伝えたところによりますと、カリフォルニア州メンドシーノ郡では、ワイナリーが自主的に結集しワイン呼称に関しての新たな試みが始まるとのこと。
メンドシーノといえば、ナパ、ソノマの上にある北部の地域。最近は知られるようになっていますが、どうもナパ、ソノマに対しての引け目があるよう。そこで独自の認証制度を作ろうという動きになったもの。独自のものを作ろうということで、メンドシーノが特に成功しているジンファンデルをメインにしていこうという意図があります。一定の基準を満たしたジンファンデルブレンドのワインに対して、「コロ・メンドシーノ」という呼称を与えるというものです。「コロ」とは、スペイン語、イタリア語でコーラスの意味です。
そしてその基準とはワインメーキングのガイドラインは、価格:25ドル以上、新樽熟成:25%〜75%、熟成期間:樽1年+ビン半年。そしてセパージュに関しては、40〜70%がジンファンデル、そのほかにブレンドして「よい」ブドウが、シラー、プチ・シラー、カリニャン、サンジョベーゼ、グルナッシュ、ドルチェット、チャーボノ、そしてバルベラのみ。
この新呼称の動きに参画したワイナリーは、フェッツァー、セント・グレゴリー、イーグルポイント・ランチなど8つ。11月には、最初の「コロ・メンドシーノ」と命名されたワインがリリースとなるようです。
ワインメーキングの手法やブレンドしてよいワインを決めるなど、確かにアメリカでは新たな方向性を打ち出しているといえますよね。かつてのようなバリューの高いカリフォルニアワインを期待したいものです。(H)
ボルドーに嵐!
<要約>6月24日の火曜日、ボルドーは激しい嵐に見舞われた。たったの10分だったが、5000ヘクタールのブドウ畑を荒らしまくった。最も激しかったのは、アントル・ド・メールのタルゴン、グレジャック、クレオン。異常ともいえるひょうの嵐で、畑は真っ裸となった。生産者たちは、今年の収穫は当然のことながら、来年の収穫までも見込みがもてない状況となった。来年用の新枝の木の皮まではがれてしまったのだ。ボルドー農業商工会議所は、栽培者が補償を受けられるよう(法的な)「自然災害」の手続きをとることを考えている。
90%の畑が被害を受けたシャトー・アレグレのジャン・ベルナール・リヴォー氏は、「ひょうの粒は大きくはなかったが、風の勢いが尋常でなくひどいものになった」と述べる。シャトー・シュヴァルブランのピエール・リュルトン氏は、セカンド・ワイン、ボワセ・ド・シャペルを生産するためのアントル・ド・メールの木々の50%が壊滅的になったと語った。建造物も同様に打撃を受けた。同じエリアの町役場の屋根は完全に壊滅した。
今週ヴィネクスポに参画したワインメーカーたちは、ショックを隠せないようだった。
<要約終わり>
6月26日付けのデカンター・コムからでした。ボルドーに嵐とはあまり珍しくはないのだと思っていましたが、これはひどそうです。早い回復を祈ります。(H)
テロはワイン業界にも影響大
いくつかのソースで報じられたものですが、アメリカの新たな「反テロ法」、ワイン業界にも少なからず影響が出そうです。
と言いますのも、この反テロ法案には、さまざまなものを入国の水際での防止策が非常に強化されることになっています。そのなかでもバイオテロを防ぐための条項が入っているわけです。ワインに関して言えば、ワインの中に入っているものが、「ちゃんとしたワインである」ということが証明する必要があり、これに合格しなければアメリカ国内に入れることができなくなりました。
具体的にはこの12月より、飲食品の製造メーカー、商社はFDAに全て登録しなければならず、輸入品の原産地、そして船荷の内容についての詳細なデータを提出しなければなりません。生産した場所のみなららず、ボトリングした場所、そして倉庫の場所までも全て登録しなければなりません。また、貨物到着の5日以降、8時間前までに報告する義務もあります。
ということで、各国の生産者、関係者は戦々恐々となっています。特にここ数年で輸出量が伸びてきた国々では「販売コストの上昇」は避けられないことになっています。
マクロ経済的には「輸入制限」ということになるわけです・・・マイナスの影響を受けるのは、アメリカの消費者ですねえ。うがった見方をすると、値上がりしたアメリカのワインのワインを保護する動きと言えなくもない。しかし趣旨が趣旨だけに・・・あとワインだけならまだしも、保守主義にどんどんふれていくアメリカという感じはします。(H)
ベスト・スウィート・ワインはカナダ産
さて、6月25日に開かれたヴィネクスポでのベスト・スウィート・ワイン賞の授賞式には、カナダのイニスキリンが選ばれました。
ヴィネクスポでは、「デクーヴェールト(新発見)」コンペティションで、いくつかのワイン業界に貢献のあるもの、人その他もろもろが選ばれることになっています。イニスキリンは、その一環で選ばれたものです。赤ワインは、イタリアはビビ・グラッツのタスカン・テスタマッタ、白ワインは、オーストリアのフランツ・ヒルスベルガーによるホルニヴォル・グリュナー・ヴェルトリナー「スマッラグ」が選ばれました。さらに「今年のライター」「今年のソムリエ」などが選ばれました。
日本産の名前は見つかりませんでした。これはカナディアン・ニュースワイヤからでした。(H)
赤ワインに血圧降下剤はダメ
6月24日ロイター伝ヤフーニュースからです。
カナダの研究者たちは、赤ワインと血圧降下剤を一緒に飲んでは危険との調査結果を発表しました。
内容をご紹介しようと思いましたが、ちょっと疲れていまして・・・次に記事がありますので詳細ご覧ください。どなたか記事を要約してください・・・http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&cid=571&ncid=751&e=1&u=/nm/20030624/hl_nm/red_wine_dc
白ワインはどうなんだ?と思ってしまいますがね。そもそも薬とワインを空腹時に飲むものなのかな?とも・・・ではまた来週。(H)