Topics&Columns(2004年3月29日)

 

イベント情報、お待ちしてマース。バリックヴィルにはそういうのは期待しない?まあ、それならそれでもいいけど。

これはなに?
コルクとスクリューキャップの間で・・・

これなんですかー。という質問が飛んできそう・・・

スクリューキャップへの反発は、道具を使えなくなることに危機を憶えるソムリエ達が多いということで、オーストラリアでこんなものを開発したのです。これを使えば少しはスマートに見えるか?詳しい話は、問い合わせ中です。名前はAllvinというらしいです。この写真はワインステート3,4月号からでした。

先週もお伝えしましたが、とんでもない数のワインが既にスクリューキャップとなります。「んな。なったとしても先の話だよ・・・」とのんびりとおう揚に構えるのではなくて、真剣に「そうなったら、ソムリエの仕事は何かな?マリアージュがメインかな?」というような議論になるはずです。「何事も前向きに取り組むに越した事はない」と気楽に、しかし積極的に考えましょう。(H)

トーレス、フミッリャ進出

ミゲル・トーレスといえばカタロニアの生産者、カタロニアといえばバルセロナがあるところ。海外への進出は目覚しかったのですが、カタロニア以外でブドウを生産する事はこれまでありませんでした。

【要約】
トーレスはDOフミッリャとトロにおよそ500エーカーの土地を購入しました。いずれも高度は2000から3000フィートにあります。「新しい場所での栽培をずっと考えていたのですよ」とミゲル・トーレス氏。少ない生産量で、単一畑の生産を考えています。

トーレス氏は、アメリカ、ヨーロッパでも、あまり有名な生産地でなくともスペインワインに対してオープンになってきたので、時期が満ちたと考えています。「土地の値段も下がってきているのでね。7500ドル/haがフミッリャ、15000ドル/haがトロのコストです。余り高くないでしょう」とも述べており、リベラ・デル・ドゥエロの土地も交渉中です。

フミッリャの395haの土地のうち150は既に、モナストレルが栽培されており、あと100haに追加で栽培するとのこと。「あとは森と茂みですよ。それから101haのトロの土地は、未開拓で近くにはヴェガ・シシリアとバルセーロ・グループの畑があります。」という、彼らはシラーとか他に実験用の品種を植える予定で、ワイナリーはまだありません。

フミッリャの土地は砂上の土地でところどころに粘土質土壌があり、トロは砂利土壌です。トーレスはモナストレルとシラーを近隣の畑からワインを実験的に製造して、味わいは確認済みです。フル生産になれば、リベラ・デル・ドゥエロの分まで入れて20000〜30000ケースの生産量となりますが、トーレスグループの年間の生産量の300万ケースと比較すると微々たるもの、売上的にも全体の2%以下となる模様です。
【要約終わり】

これは3月22日付け、スペクテータオンラインからでした。これは楽しみ。個人的には「マス・ラ・プラナ」ブラックラベルは好きですね。バリューが高いのがいいです。(H)

今年注目のバイオ・ダイナミクス生産者!

ヴァンヤ・カレンといえば、オーストラリアを代表する女性ワインメーカーで、西オーストラリアのワイナリー「カレン」"Cullen"のオーナー。今年2004年までに完全にバイオダイナミクスに移行するという意見を出していました。果たして実際にはどうなっていることでしょうか、注目です。このカレン、ダイアナ・カレンというヴァンヤの母親が何と48歳の時に、6人の子供を抱えながらもはじめたワイナリーなのです。応援、応援!

ヴァンヤに「楽しみにしています」とメールを送ったら、「期待していてください。われわれも楽しみです」という返事がきました。(H)

古代エジプトにもAOCがあったという話

ワインは面白いです。本当は、ツタンカーメン王は赤ワインを飲んでいたということがわかったという話題なのですが、勝手にタイトルを変えました。しかし世の中にはいろんな話題が転がっているものです。

【要約】
スペインの調査員は、先ごろ発行された「化学分析」に、ツタンカーメン王の墓に醸造学の起源にかかわる鍵が残されていたということを発表しました。

ツタンカーメン王の墓から発掘されたワインジャーに残っていた最石仏を分析している最中に、ロサ・ラムエァ・ラヴェントス氏とその研究チームは、遺跡からワインの色を確認する方法を開発しました。

科学者達は、現在のイラン国内にあるザグロス山脈のハッジ・フィルズ・テペ遺跡から紀元前5400年にはワインがあったということを発見していましたが、エジプトでは紀元前2600が最古のものです。調査員達は「新王国時代のワインジャーには、製品、生産年、それから生産者まで記載されていた、しかしワインの色については記載がない」と書いています。

ツタンカーメンは紀元前1333年に王位についたが、ここから出土したワインジャーについても同じである。「第5年。ウエスタン川にある1p.h.(意味不明)、サザン・オンの支配者ツタンカーメンの家のワイン。醸造責任者カーによる。」と刻まれています。

ワインという存在がわかった理由には、自然界にはブドウ以外に酒石酸をもつ植物がめったになく、これが理由でワインがあったということになっています。様々な水分クロマトグラフィーを使用して酒石酸の存在を確認するわけです。この技術をさらに一歩進め、シリンジック酸の確認が出来たものです。これは赤ワインの色素のマルヴィジン3グルコサイドを構成する物質だというわけです。中東、地中海地方では、赤ワインの液体以外に、この化学物質を含む液体は存在しません。

以上のような理由でツタンカーメン王は、赤ワインと共に永遠の念類についたということがわかりました。
【要約終わり】

いやー。いいですねー。こういうのも。もうサイコーです。これは3月25日のディスカバーチャネル・ニュースの要約でした。(H)

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今日は、古代から、最先端の「スクリューキャップスクリュー」まで7000年をカバーしてしまいました。12星座ワイン、アンコールでこちら。

質問、意見、苦情などはhm@barriqueville.comまでお願いします。