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Topics&Columns (2004年4月26日) |
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ハンガリーの樽はいかが? いまはフレンチ・オークばかりですが、18世紀まではフランスでもハンガリアン・オークを使っていました。 【要約】 共産圏が崩壊した現在、ハンガリアン・オークがまた手に入るようになってきた。一樽500ドル程度なので、200〜300ドル程度は安いということになる。樽製作技術も大幅に向上している。ハンガリアンは、スパイシーでナッティーな性格がある。 セントラルコーストの、ジョン・プリースト氏は、「品質は高いですよ。シャルドネ、シラー、ピノ・ノワール、ジンファンデルに非常に良くあう」という。プリースト氏は、現在ベリンジャーブラスのタズ・ヴィニヤードにいるが、これまでワイルドホース、アデレーダでこのハンガリアンを使ってきた。現在、ワイルド・ホースでは、あらゆる樽を使って熟成させ、ブレンドしてボトリングする。 ブダペスティ・ケデルという会社は、カルパチア山地のトカイの森のオークを伐採し年間5000樽を生産している。ケルクス・ペトリアエという種のオークで、これはフランスのヌヴェール、アリエール、トロンセのオークと同じ種である。 ハンガリーのオークは、今日、サン・ルイ・オビスポ、サンタ・バーバラの20を上回る生産者がハンガリアンを採用するまでに至っている。当然のことながら生産者全てが採用する事はないが、どの生産者も実験を続けている。 4月23日サンルイオビスポ・コムからでした。アデレイダも、ワイルドホースも、生産量が低いからでしょうか日本ではあまり見かけませんが、結構人気のあるバリューワインです。ワイルドホースは、以前、イー・エス・ワイン(esWineと同一ではなかったと記憶しています)から、「輸入を始めたのでテースティングしてくれ」といってわざわざ送ってきていただき、テースティングコメントを書いたことがあります)。 ハンガリアン・オーク、日本ではどうですか?(H) 「甲州・イン・ザ・シティ」というイベントはないか いくつかの大きなワインショーをご案内しておきます。 ○ ジン・イン・ザ・シティ ○ 第4回ワールド・ワイン・マーケット ○ 第2回ヴィネクスポ・アメリカズ 他にも、大きなところではトレードとメディア限定ということで、ニューヨークでは、5月17日からテイスト・ワシントン(http://www.washingtonwine.org)、ロンドンでは、5月18日からワイン&スピリッツ・フェア(http://www.londonwinefair.com)があります。 上記の5つのワインショー、日本からの出展はどこにもないようです。中国・インドからの出展者もいないようではあります。ところで、ジン・イン・ザ・シティというのはZAP(ジンファンデル・アドヴォケート&プロデューサーズ)が運営するもので、アメリカ産のワインであるジンファンデルを国内の消費者たちにより深く知ってもらって、飲んでもらおうというイベントで、生産者達が全国行脚するものです。わたしが次に言わんとするとするところはわかるでしょ?「甲州・イン・ザ・シティ=甲州がやってきましたよ!」というイベント、日本でも出来るのでは? ある記事の中で、ニュー・ジーランドのキム・クロフォードの妻のエリカ・クロフォードが語っていましたが、「アメリカでのビジネスは個人的なプレゼンスが重要。そうすると、もともと新しい物好きの国民性なので受け入れられる」と語っています。これはイギリスでのビジネスの仕方の違いということで述べたものです。つまり、あちらこちらに出向いて、プロモーションをし歩くことが重要とのことです。6週間はアメリカにいるのだそうです。キム・クロフォードは、2003年よりヴィンコー・グループです。(H) ギャリー・ファレル、アライド・ドメック傘下へ ギャリー・ファレルは知る人ぞ知る、カリフォルニア・ピノ・ノワールの第一人者でしたが、23日、アライド・ドメックの傘下に入ったことが明らかになりました。いくつかのソースで伝えていました。スペクテータの記事からまとめてみましょう。 【まとめ】 ある業界筋によれば、カリフォルニアの中小のワイナリーは、流通の確保に苦慮しているとのこと。しかしながら、ファレル氏によれば売上は順調で「完全主義者なのですよ。経済状況云々に関係なくこういう道を選択したと思いますよ。アドミ業務に惑わされずにワインメーカーの業務に専念したかったのですから」と述べています。 ファレル氏は、1982年に自分のブランドを立ち上げました。ブドウはロキオリ、アレンから購入し続けました。1978年からの1999年まではデイヴィス・バイナムにいました。1999年、自分のワイナリーを設立する際に、20%の株式をビル・ハンブリックに売却しました。 ギャリー・ファレルには、10年ほど前に会ったことがあります。ディビス・バイナムの一角で、テースティングさせてくれた彼の繊細そうな人柄を思い出します。確かにマーケティングには向いていないようでした。大企業のグループの一つのポートフォリオとして、ワインメーカーに徹するというのは賢い選択だと思います。(H) ワインを売るために〜厳しいフランスの選択 INAO会長のルネ・ルノーが、1935年ワイン法が制定されて以来のワイン法の大幅改定を提案します。 【まとめ】 現在のフランスワインの状況は、新世界ワインの品質向上、イタリア、スペインのワインとの競争の結果生じたワイン余りに原因があるとしながら、この状況から脱してマーケットシェアを回復するためにも、「フランスワインの中身が良くわかるようなラベリングシステムを見つけなければならない」とした。 「フランスの生産者達は二日酔いだ。偉大なるシャトーのロマンチックな歴史等に酔いしれているのである。美しい物語だけでは十分でないのだ」と自らの問題を喝破した。「そのためには、これまでのAOCシステムをオーバーホールし、消費者にわかりやすいものにしなければならない。」と続けた。いまのAOCは1935年に出来たものだ。つまり世界のワイン市場を独占していた時代のものだ。 ルノー氏は、新たにAOCE(appellation d’origine controlee d’excellence、アペラシオン・ドリジーヌ・コントローレー・デクスラン)を導入することを28日に提案する。これは、純粋に第三者のテイスティングに基づいて、AOCの上位に設けるクラスである。現在のAOCでもテイスティングは義務付けられているが、ルノー氏によれば「身びいきで意味がない」ものである。テースティングは、地元で行われる、すなわち友人・知人が行うのである。これを変えるというのがAOCEというわけである。 誰が、そのテースティングを行うのか?ルノー氏は、海外市場をターゲットにしているというのであるが、海外のテースターを入れるのだろうか? いくつかのソースで伝えていたものです。先週の話題に引き続き、変化を模索するフランスです。「ロマンチックな歴史に二日酔い」という表現は、気に入りました。(H) 「キウィワイン」が優勝したワインコンテスト? 【要約】 「ソーヴィニョン・ブランはNZがパイオニア。他にもピノ・ノワールなどはすばらしいものがあるが、オーストラリアにはピノ・ノワールのドリンカーは少ない。このコンテストには400名集まった。その中にはキウィも含まれる。だから結果は公正なものだといえるでしょう。」 このコンテストのトップ12は次の通り。
【要約おわり】 どこがキウィワインなのだ?と思って読んでいただいた方、すいません。わたしと同じ思いをしていただきました。キウィというのはニュージーランドの俗称でした。(H) コス・デストゥーネルから新ワイン 【要約】 畑はサンテステフのさらに北部のメドックでありこれまでワイン生産地としては認知されてこなかった場所。だが、これまでハンターたちや漁民達がここにブドウの木々は栽培してきた歴史はある。既に20ヘクタールの土地を購入した。平均樹齢は35年である。グーレーは、これらの自家畑からのブドウでのみ造られる。 今後5000から8500ケースの間での生産が可能となるような栽培面積とする。ラベリングは新世界方式とし、新世界ワインを好む消費者にわかりやすいものとする。「だからシャトー・どこそこと言わないのですよ。だけど味わうとボルドーの味わいということが直ぐにわかるようなワインだと思います」とプラット氏。 2003年が初ヴィンテージで、カベルネ80%、メルロー20%のセパージュで2005年にリリース予定。先ごろのバレル・テースティングで、ジェイムズ・サクリングは85-88ポイントをつけた。 これは4月16日づけワインスペクテータ・オンラインからでした。(H)
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改めてブルサンの紹介をします。予定変更しました。来週は連休ですね。
バリックヴィルもお休みです。